中学生(精神年齢)日記

何年経っても大人になれない元、夢追い人。就活とジャニーズ(主に安田くん)追っかけて生きてます。

終わりの始まり

生きた心地がしなかった。

こんな気持ちを世の中の大学生は何度も味わってきたのだろうか。

 

諦めてマイナビを開き、新たに全く興味のない会社にエントリーをしながら

何て言葉をかけたらいいかわからずあからさまに私に気を使っている母と話していた。

これまで何度も何度も書いてきた自己PRや志望動機、学生時代に頑張ったこと。

エントリーの段階で入力しなければならないことに嫌気がさして携帯を手にした。

SNSを流し見ながら電波が4Gから3Gに変わった瞬間を多分一生忘れることはないだろう。

通話をタップする指も、「はい、もしもし」と出た声も、震えていた。

 

母を始め、いろんな人に迷惑と心配をかけて生きてきた。

中学や高校の同級生はもう、社会人になっているし

現役で滑り込んだ大学を卒業していないのは私くらいだ。

東京に行って、楽しいことばかり優先してきた。

睡眠と、ジャニーズと、アルバイト。

夜になると途端にフットワークは軽くなった。

それでもいつも夢だけは一丁前に持っていて

自分はきっとそうなれると心の底で信じていた。

 

卒業の目処は立たなくても、なんとかなると就職活動を始めた昨年度

クソみたいな内容のエントリーシートで悉く祈られ

いくつかお情けで通してもらえた会社も筆記試験であえなく散った。

ちゃんと文春読んでたらわかったんだろうなあ。

手応えなど感じようがない試験の帰りにそう思うと悔しかった。

そしてそれを境に昨年は就活を止めた。

夏にあった関ジャニ∞リサイタルと冬のドームツアーはたくさん行った。

リサイタルの前にちょっとハマった岸優太くんを見に、Jrの現場も何度か行った。

キラキラしすぎて眩しかった。

ヲタ活では悔いが残らなかったけど単位はたくさん残った。

 

この1年で私はなにも変われなかったけれど

相変わらずエイトとやすくんが好きだったし

相変わらず本ばかり読んでいた。

 

やりたいことをやるためにやらなきゃいけないこともやる。

そんな当たり前のことから目を背けた学生生活5年間だった。

だからこの1年は、やらなきゃいけないことをやろうと思った。

(できているかはわからないけれど)

 

そうして始まった今年の就職活動は

去年よりは順調だった。

どうにかこうにかエントリーシートは全て通過できて

面接もいくつか受けられた。

でもやっぱり、1番働きたかったところには入れなかった。

間違いなく自分の知識不足、勉強不足だった。

(面接でも問題あったのかもしれないけれど)

去年よりも進めていただけに余計に悔しかったけれど

仕方ないと思えた。

その会社の本を嫌いになれないし

むしろ好きになる一方だし

読まずにいられないのが余計辛かった。

 

未だにその時の気持ちは思い出すけれど

先日、少し業種の違う企業から内々定をいただいた。

恐らくというか確実に私がずっと思い描いていた小説の編集はできないだろう。

週刊誌を読みながらこういう記事が書きたいとおもっていた報道でも

規模や内容は違うだろう。

けれど母も祖母も祖父も友人もみんな地元に帰ることを喜んでくれた。

おめでとうと言ってくれた。

人より2年も長く自分探しの旅()をしていた私にご縁をくれた

寛大な会社で新たなスタートを切ろうと思う。

だって電話をいただいた時言った「ありがとうございます。」「よろしくお願いします。」は

紛れもなく私の本心だった。

 

だから今年は何が何でも卒業させてください!!

結局他力本願な女でした。

 

今年で多ステ納めかな。