中学生(精神年齢)日記

何年経っても大人になれない元、夢追い人。就活とジャニーズ(主に安田くん)追っかけて生きてます。

今日は原田マハ氏の「本日は、お日柄もよく」と山田詠美氏「珠玉の短編」を購入。

 

ドトールで「本日は、お日柄もよく」の方を読んだ。

涙が出た。

「言葉の力」って単純に聞こえるけれど本当にある。

だって少なくとも私は、その力を信じて二十数年生きてきた。

本を読んで憧れた夢もたくさんあった。

私は「無くても死なないもの」にものすごくお金を使う。

本とかアイドルとか音楽とか、まあ要するに趣味のもの。

それは全て日々の活力になって、生きるためでは無くて充実した毎日を送るために仕事ができると思っている。

その中でも圧倒的に私の人生に関わってきたのは本だった。

保育園の隅っこで1人本ばかり読んで

小学生になれば図書館に入り浸って

中学生の頃は本屋さんで立ち読みに精を出した(迷惑)

そうして読んだ小説や詩集の1つ1つが私に新たな世界を見せてくれた。

大学生になってお金がある程度自由に使えるようになり

それにお金をかけることの大切さに気付いた。

新たな世界を見るためには対価を支払う。

文学であれ音楽であれそれが作り手への礼儀だと思った。

今思えば私にとって本当に大切な作品は何でか中古で買った後でも本屋さんでもう一度買っている。

私が落ち込んだ時、関ジャニ∞のほんっとうにくだらない曲を聴いて元気をもらった。

まあいいか、また頑張ろう。そう思える力が彼らにはあった。

そうやって励まされたからこそ、その恩返しをすべく(微々たるものなんだろうけど)

私はCDやDVDやグッズを買うし、コンサートにも行くんだと思う。

まあコンサートに関しては自分が純粋にやすくんを見たいからという部分が多いので単純に欲望なのだけれど。

 

無料で音楽が聴けるアプリ?の課金で評価にクレームがたくさん書いてあったみたいなのをツイッターでみた。

自分が良いと思うものにそれ相当のお金が払えないなら

それを得てはいけないと今の私は思うんだけれど

私が中学生の時にスマホがあったら同じ事を思ったのかなあ。

クレームを書いた人が何年か経って、コンテンツにお金を払うことが当たり前だと思えるようになればいいな。

 

本が売れなくなった。

CDが売れなくなった。

紙やディスクは衰退していく。

そう言われて久しいけれど、私はどちらも棚に並べたいので

基本的には電子では買わない。

収納の場所に困るのもそれはそれで楽しい。

そんな人はきっとたくさんいるから

絶対に無くなることはない

そう信じている。

そう思えるのもやっぱり言葉の力を信じているからなんだと思う。

 

「本日は、お日柄もよく」

友人代表のスピーチをする前に読んでおけばよかった。